合コン

今週はクラシック三昧。今ペレイアのショパンのピアノ協奏曲を聴いています。仕事がはかどらん。このひとつきどちらかというと、夢の中にいるほうが多かった。機械的に仕事をこなすだけ。まあ機械的にでもこなせているならば良いのだが。

つらつらと、考えてみるとこの一年、最もよく逢い、また逢いたいと思った異性はかつての恋人だった。これは、芳しくない傾向だ。不毛だ。と、いうことで(もないが)本日は合コン。ひさしぶりの正式な(?)合コンってやつだが、何がよくないかって、合コンってスケジュール帳に書き込まれてから発動までに2〜3週間タイムラグがあるからよくない。そりゃあ、イソガシイ社会人が8人も同じ時間に同じ場所に会さなくてはならないのだからかなり前からスケジュールを調整しなくてはいけないのはわかるんだが、誘われて、いくいくー!って言ったときは、終われない恋が終わった直後の精神的破綻状態だった。うわ。もうあの地獄の週末から一ヶ月もたつのね。小康状態の今、どちらかというと本が読みたく、クラシック音楽に没入したい。あー、めんどくせーなー。しかも私は合コンでは絶対にもてないランキング上位に位置する女。まあ、合コンで私を気に入るような男も嫌だがな。だからってふてくされるのもばかばかしいから白々しくはしゃいでオチキャラになってみたりして無駄に疲れたりする。ごくたまに、そんな私のサービス精神を元来の私キャラだと勘違いして的外れな琴線に触れてしまい、そういう人の執拗なアタックにあったりしてたいそう空しくなる。いろいろな人がいるし、観察しているのはそれなりに楽しい。だから、行くよちゃんと。ドタキャンしたりしない。下がり続けるテンションをあげるための決意。でも結局本気合コンに来る男はほぼみんな「ママ兼奥さん」を求めていて、それは当然なんだろうし、結婚を考えるなら正常な精神かもしれない。少なくとも私の今までにつき合った、結婚はおろか、週末の約束もしたがらないただのマザコンよりは、ずっと真っ当なように思える。そういう男は、私が社会にでて最初に働いた大手金融機関の同僚の女の子たちのような女と結婚する。ランチの一時間話題は、財形と彼氏の収入と結婚後の資金繰りに費やすような女の子たちと。それについては全く不平や不満はなくて、ただ単に私の好みの問題なのだし、行く行くー!て答えてしまった自分が悪いわけだけど、なんだこの、やりきれない気分は。