元旦

sumikko2005-01-01

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
相変わらずクリスタル・ケイの「BOYFRIEND PART2」で目覚めました。目覚まし音、変えておけば良かったー。起きたらすぐにおせち。おせちの後はあたごなしを食う。すごく大きな梨です。

剥くの面倒だったので4等分して置いておいた。そしたら「ずぼらちゃん」と新しい名前をつけていただく。わーい。もう26歳なのにお年玉ももらう。わーいわーいわーい。あまりにも寒くだらだらとしていたのだけど元旦だし、初詣に行く。縁結びの神と名高い神社に行こうと思ったが混雑は嫌だと父が言い、私も縁結びの御利益にはほとほと猜疑心が芽生えていたので、目の薬師として誉れ高い一畑薬師という寺に行く。一畑薬師出雲神話の国引きで知られる島根半島の中心部標高300メートルの一畑山上にあり、千三百段の石段で有名らしい。が、当然我々は車で途中まで上がり残り三百段くらいを歩いて登る。寒い。寒いぞ寒すぎる。

さっさと参拝をすまし、おみくじマニアのわたくしは50円、100円、200円、300円の中から一番高い300円のダルマみくじをひく(ちなみに100円は招き猫、200円は天然石みくじでした。商魂たくましいこと)。

おみくじは中吉で、待ち人は「来ず音信あり」らしい。あっははー、また今年も蛇の生殺しみたいな?恋愛は「良い 父母に告げよ」ということで母は聴く準備万端よと仰ったが、ごめん何も告げることナイ。相場は「思い切れ大利あり」らしくいっつも結構おもいきっているが今年はさらに磨きをかけようと思う。なぜかお賽銭箱の隣にあった福引き券で福引きをすると私は珍しく三等で一畑薬師カレンダーをもらった。さい先良いじゃん。
その後強風大荒れになったが、友人と我が市唯一のショッピングアンドレジャースポットであるサティにてお茶を飲む。なんとタリーズができていて驚き。初めてのチェーン型コーヒーショップです。サティはすばらしく賑わっていて「スポンジ詰め放題300円」はなかなかやりがいがありそうだと思ったけどスポンジくらい必要な時に必要な量だけ買えばいいと思う。物欲だらけの私だがサティでは何一つ欲しいモノがなく、ここにいたら私でもちょっとくらい貯金ができるのじゃないかと思う。ともあれサティの中はマクドナルドですら長蛇の列になっており、幸せな感じだった。帰り道は雪の中約4キロの道のりをてくてく歩いて帰る。誰一人として歩いている人などおらん。帰宅したら温かいごはん。シャンパン、赤ワイン、チェリービール。その後シャルトリューズトニック。世の中こんなに平和ですかね。なーんにも考えません。思考力ゼロ。一人暮らしが基本だから人が常にいるのは異常事態。常に家族と一緒にいるのは強い精神力を必要とすると思う。たった2日ですっかり東京を忘れる。マスカラを塗らない(だって誰も私の睫毛なんてみないもの)。腰に負担のかかるファッションベルトは廃止(ベルトは機能的に不可欠なときだけ着用しましょう)。なんと下着の上下がバラバラ(だっておへそがかくれないと寒いもの)。アクセサリーは必要最小限に(あんまりキラキラしてるとカラスに狙われる)。こうして田舎の色に染まっていく。いかんー。東京らしい人に電話して話してみるも、満たされがちな私の雰囲気は相手の機嫌を損ねるらしく、それは可愛らしいけど鬱陶しいね。なにはともあれ、特に今、この時間が愛おしくもなく苦しくもない。過ぎゆくことが切なくも待ち遠しい未来があるわけでもなく、それはたいそう心穏やかな状態で、鏡に映った自分も本当にぼーっとしていて、髪型さえ、上手くまとめることができない。空腹でも満腹でもない。ちょっと眠い。そうね眠いね。おやすみなさい。