宵は始まったばかり。でしょ?
今日は恵比寿のおっしゃれーなダイニングバーで年末年始のコース料理の試食会というイベントに案内されていたので参加。通常3500円のコースが2000円。さらにウェルカムドリンク付き、10%オフ&1000円割引なんかもついて、超お得。ワインをがぶがぶ飲んでも一人3000円だった。わーい。
帰宅して熱いシャワーを浴びて、こんなのを聴く。
- アーティスト: The Bill Evans Trio
- 出版社/メーカー: Analogue Productions
- 発売日: 2002/09/10
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (5件) を見る
うたた寝をしていた。変な体勢で寝ていたので、右手が痺れる。
そういえば、先日飲み会の席での会話で、やっぱ酢はミツカンの米酢だよね、という話題で意見が一致したので握手をしようと右手を差し出すと相手も(私から見て)右手を差し出した。どうやら左利きのよう。うっかり手をつないでしまった。ちょっと赤面。関係ないけど朝青龍は左利きだそうですね。一時何かを受け取る手が右手でなくてはならん、などとニュースになっていたような、ないような。
左利きといえば、竹芝桟橋で出入港する船を 2〜 3時間くらい見続けないと思い出せないくらい遠い昔の恋人は、左利きだった。と言ってもすべてを左手でこなすのではなくて、文字を書くのは右手。ごはんを食べるのは左手。ボールを投げるのは右手。ボタンをはずすのは左手。ギターを始めたのは左利きにスペリオリティーを持ち始めてからだったのでレフトハンド用。私にとっての右手の役目が彼の左手という訳ではないらしい。一緒にいると予想外の動きが楽しかった。見慣れているはずの行動が新しいことのよう。全くそれで不自由を感じたことはなかったのだけど、今になって思うと、そこに重大な欠陥があったように思う。もちろん、彼の欠陥ではなく、私たちの欠陥。手をつなぐとき、彼は右手を差し出す。私は左手をつなぐ。まだ若かった私はこの問題に全く気がついていなかった。私の左手の拘束は利き手に比べたら全く苦痛ではなくて、自由はほぼ奪われない。でも、私はたぶん右手を拘束されなくてはだめだったのだと思う。自由を少し奪われて、引っ張られなくてはだめだったのだと思う。それは時には私が相手の利き手を拘束してもいいのだけど、どちらもが自由じゃだめだったんだろう。きっと。たぶん。おそらく。