映画に取り憑かれる。

ニュースみてびっくり。地震があったんですね。東京の地震も大きかったんでしょうか?映画観ていて気が付かなかった。揺れてるなと思ったけど、私の目眩だと思ってた。今日はシネセゾンにてマイケル・ウィンターボトムCODE46を観る。映画好きの友達とか男の子の友達にはたぶん薦めないけど、ときどき私が映画に求めたくなるものをきちんと満たしてくれるタイプの映画で今日の気分にはぴったりでした。ものすごく感傷的なラブ・ストーリー。近未来の“外”の世界の映像が魅力的だった。ああいう退廃的な砂漠の映像は好き。だから、セドリック・クラピッシュの「パリの確率」なんかも好きだ。ああ、「パリの確率」は良いですね。ちょっとまた観たくなった。いまどきっぽい煮え切らない男がそんな自分でも未来を背負ってる事実を突きつけられてでもやっぱり逃げ出したくておたおたしてみんなでなだめて説得してさ。結局女の人はいつでも現実的なのが良い。おじいちゃんになったジャン=ポール・ベルモンドも見れるし。砂漠続きで「バグダッド・カフェ」も好きです。3作品とも全くストーリーに関連性はないんだけど。さらに砂漠フェチにおすすめなのは「キシュ島の物語」の最後の話。ドアを持って砂漠を彷徨う親子の話です。で、CODE46なんですが、ウィンターボトムは本当に女の子に対してサービス精神満点の人だなーと思った。ちゃんと女の人が不幸なオチだったよ。見所はやっぱサマンサ・モートンで、美人というのではなく不思議な魅力のある人なんですが、あのラブシーンはやらしいー。すごいやらしい。手とか縛り付けられちゃうし、上半身は全く脱がないというのもかえっていやらしい。まあそんな感じで見終わると7時過ぎで外は急に寒くなってるし、映画は哀しいストーリーだったし、ああ、愛せるうちに私は思いっきり愛しておこうとか思って電話をかけようとしたけど、そういう血迷った行動にでる自分が想定範囲内だった私は(伊達に歳はとってないね!偉い!)今日は携帯をうちに置いて出掛けた。さわやかに感傷的な映画だったんで、帰る頃にはそんな想いはすっかり治まっていた。良かった、良かった。
今日は昨日の宣言通りアニエスで時計を買いました。わーい!なくさないようにしましょう。今度こそ。そして東急東横店に新しくできたコスメ売り場を歩いていたらランコムで東急東横店限定のキットが発売されているのを目撃してしまう。ふだん私は西武で買うんですが、好きな色が選べるリップとグロスにポーチとミニサイズのオーデトワレと洗顔と美容液がついて5775円というのは、非常に魅力的。だってリップとグロスだけで5775円ですよ、ふつう。それにこんなにオマケがついたら買わないわけにはいかない。昨日肌を思いっきり痛めつけてしまったため、美容液でスペシャルケアをしてあげようと思っていたし、かわいらしい香りの香水も欲しかった。miracleは今の気分にぴったりだしね、と言い訳をしてみる。今日の夕ご飯はサバのグリエトマトソースにバケット、オリーブとフェタチーズのサラダ(野菜が高騰してますね!いやだわ)。シェリーを飲みながら作る。最近シェリーが好きです。SANDEMANのミディアムドライを常温でグラッパグラスで飲む。こんな甘美な飲み物だとは今まで知らなかった。
こんなのを観ながら食べる。これもとっても好きな映画。もう30回くらい観た。

ミナ(字幕) [VHS]

ミナ(字幕) [VHS]

あ、画像でませんね、残念。ロマーヌ・ボーランジェ主演の青春映画。
今日はこれから借りてきた映画を一晩中観ます。