オンナゴコロと。

sumikko2004-09-29

デパートのコスメ売り場に男性のメイクアップアーティストが進出してきたように、ランジェリー売り場にも男性のランジェリーフィッター(注・ワコール独自の呼び方です)が出現するのではないかと気がきではない私です。こんばんは。
私はコスメを買うときに男性の店員にアドバイスされるのが嫌い。なんかあきらかに違う!ってやつを勧めてくるんだもん。この秋はこれがはやるとかいって。そんな真っ黒なグロスが塗れるかっちゅーねん。
ところで、男性のみなさんはあんまり経験ないだろうけど(最近ではあるのかしらね?)、下着を買うとき女の子は試着をします。洋服と一緒で当然ものによってサイズが違うし、それぞれに形が違うので、女の子はいつも自分の体に合う形と好みのデザインとの不一致をどこまで妥協するかに頭を悩ませています。形が合わないと体が痛くなる。ワイヤーがあたってケガをすることもある。だから試着は必須です(まあ結構しない人もいるけどね)。で、試着していると、店員さんがいかがですか?と言ってやってきて、サイズをみてくれたりします。ときには脇に流れた胸を(胸だと言い聞かせて)押し込んできたりもする。私はこのサービスがあんまり(かなり)好きじゃないんで、最初の数回は断り切れなくてされるがままになっていましたが、最近はきっぱりと断る。もちろん良いことはあって、「私は Dの70なの」と思っていてもプロによってきちんと測ってもらうと Eの 70だったりして(例えは理想ね、ポジティブにいきましょう)それをつけると姿勢が良くなったり肩こりがなくなったりする。あと、フィッティングルームにしても、入り口は二重扉になっていたり、店員さんを呼ぶときはチャイムボタンを押して知らせるとか、今までつけていた(たいていはくたびれた)下着は専用ケースがあって収納できるようになっていて、人目に触れないようになっているとか細かいところまで気配りがなされている。すごいでしょー。下着やさんはものすごくいろいろと考えてるんです。でもやっぱりそこまでの利点だの配慮だのを鑑みても、煌々と輝く照明の下、下着姿を人様にさらすなんてなにかの罰ゲームだとしか思えない。屈辱以外のなにものでもない。これ以上を望みようもない飽和状態の下着やさんのサービスですが思い切って男性のランジェリーフィッターなんかおいてみたらどうだろうか、と今日の帰り道駅のホームでふと思った。イケメンメークアップアーティストとかお好みの女の子もいるみたいだし。「イケメンランジェリーフィッターがあなたを自信のボディに導きます」とか。
先日、靴を買った。ひさびさのヒール 8センチ!このところスニーカーだのぺったんこの靴を愛履(?)していたのだけど、なんとなく高いヒールの靴が欲しくなった。好戦的な気分になると踵の高い靴を履きたくなる。 8センチ背が高くなると、ずいぶん視界が変わりますもの。細かいことはお気になさらず、て気分になる。それでも私はかなりの散歩魔なんで歩きづらい靴はだめ。その8センチの靴を店頭でみかけて「あーこの靴いーなー、でも 8センチは厳しいかなー」と思っていたら、男性の店員さんがやってきてどうぞ履いてみてくださいと言う。履いてみる。超ラク!びっくり。その驚きと感動を熱を込めて伝えると、「そうらしいですね」と非常にあっさりとした返答。あはは、いいね。そりゃ女の子の靴のことはしらないもんね。そういや、女の子の靴売り場には昔からお兄さんがいたり、デパートになるとおじさんの店員さんもいるね。今まで違和感を持たなかった。足をじろじろ見られるというのに。皮革製品だから男の世界なのかしらねえ。