うっかりネズミの国にいく約束をしてみたり

sumikko2004-08-28

午後一時というもっとも暑い時間にチャリにのってふらふらとでかける。お城のお堀端はとっても好き。とても風情ある通りで、私はこの町に住んでいた自分がうらやましい。本当に良い町なので私は友達にぜひ一度遊びに来てというのだけど、なにぶんウラニホンなのでちょっと遠い。飛行機代金だけでオフシーズンのグアムとかいけるもんね。彼氏と行くよねグアムに(Dear S)。土曜日の昼、世間ではまだ夏休みのはずなのに、情緒溢れる通りは実に閑散としていて驚くけどまあ、ちょっと暑いからね。こっちに帰ってくると陽に当たることがとても気持ちいいと思う。実際に体にはそう良くないだろうけど、とにかく陽に当たることが気持ちいいのだから、我慢せずに当たることにする。ああ、気持ちいい。その後お城周辺を散策。小学生のときに「赤毛のアン」のアンとダイアナが誓いを交わす場面を読んで、私もここで誓いを交わそうと決めた、滅多に人が足を踏み入れない木立の広場は、当時は植林されたばかりで若い木々で初々しい緑の葉っぱだしまだ2,3メートルの高さで光に満ちあふれていたけど、今では立派な成木になっていて、もう昼間でも暗さを感じさせるくらいどっしりとした風情を醸し出していた。その後、実家に帰ると必ず行く喫茶店でコーヒーを飲む。本を持ってきていなかったので珍しく何もせず、ただぼーっと窓の外を眺める。なんとなく、私はこのまま死ぬんではないかと思う。

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夕方からはこちらで学生をしている旧友と飲むことにしていた。待ち合わせのショッピングセンターは、夜10時まで営業していて唯一私たちのたむろできた想い出の場所なのだけど今月いっぱいで閉店らしい(つーかまだやっていたことが驚きだがな)。ここで食材を仕入れるのだけどものすごくたいしたものがなくて、なぜか酢豚と煮豆や高野豆腐やひじきの総菜盛り合わせとかを買う。その後友達の営むパン屋でパンを、コンビニでビールを購入。ものすごく頭の悪い感じの組み合わせ。そして日本で二番目に大きな汽水湖のほとりで乾杯をする。はしゃぎすぎた友人は酔っぱらう前から水辺に近寄り、滑って水浸しになっていた。ワインも開けてものすごく調子が良い。こんな水辺があればみんなピクニックをしそうなものなのに、誰もやっていない。そしてその後カラオケに行く。相変わらずカラオケに行く。やけに広いカラオケボックスではしゃいだ。そしてチャリで家に帰るんだけど、私は酔っぱらってチャリに乗ることは滅多にないんで、初めてその危険性がわかった。腕にものすごい擦り傷がある。指にも裂傷がある。洋服にくっつき虫がついている。そういえば、茂みつっこんだようなつっこんでないような・・・。