ここは至上の楽園

こんばんは。昼過ぎに羽田を飛び立って飛行機でびゅーっと実家に帰ってきました。フライト時間は1時間10分。早い。こんなに近かったんだー。大学で上京して以来、一体何回帰省したのかな。毎回、それなりに感慨がある。湖につっこむかのように下降する飛行機の窓の外の景色にはいつも心奪われる。仕事をしてからは帰省シーズン（盆とか正月とか）にしか帰らなかったんで世間的にも帰省ムードに満ちあふれているのだけど、本日は夏休み中とはいえ、平日。こんな時期にちょっと憔悴した感じで帰省するなんてちょっと訳ありって感じでいーじゃん。そして実家。知らなかったけど今実家は改築中で家全体に足場が組まれていてなんとなく窮屈な感じ。でも家の中にいたら当然気にならない。荷物をほどいて一段落したら5時過ぎから一人で白ワインとか飲みながらごろごろする（ちょっと何様のつもりって感じですね）。夕食はウナギを出前で頼んだんだけど、みてみて！写真。気の枠のレトロな岡持ちに入れて素朴なおじちゃんが持ってきてくれるの。こちらのウナギの蒲焼きは関東と違って蒸さないので皮が香ばしい。ウナギについては私は関西風も関東風もどちらもそれぞれにおいしいと思う。天ぷらは絶対に関東風が好きだけど。そのほかにも刺身とか新鮮な野菜とか、東京での夕食の1週間分くらいの食材が一堂に会したようだった。飛行機で1時間10分なら通えるんじゃないかとおもった。そして、時間があっという間にすぎる。東京でやることの10分の1くらいしかできない。あー、もう眠い。眠いけど、実質的に疲れていないから眠れないんだろう。まあいいや。虫の声を聞きながら、昔の日記でも読みます。あ。漱石全集と三島全集を読もうかな。