生まれて初めて。

sumikko2004-08-20

 今日でついにお仕事最終日。私としては珍しく2年以上勤めたし、さぞかし感慨深いだろうと思っていたのだけど、意外や意外。全然なんの思い入れもない。会社では今オリンピック一色で(オリンピックの本を作っているので)、3人きりの会社だというのに、今日私が辞めることなんてみんな忘れてそう。まあいいけど。
 たぶんこの会社を辞めたら二度とこの駅では下車しないと思い、いろいろと近辺の名所名店を巡っておこう、と思ってたのだけど、この暑さであんまし動き回る気にもならず、結局やったことといえば小津安二郎の愛したフランスパンを食べたくらい。だけど昨日は最終日イブ。ちょっと想い出を作ろうと思い、会社近くにあるいろいろとお世話になったドラッグストアで生まれて初めてコンドームを買ってみた。そう私は今までコンドームを買ったことがなかった。もちろん持ってはいるのだけど、それは以前アニエスで配布されていたコンドームたちで自前ではない(ただあのコンドームをゲットするためになされた様々な努力ースカートを買ったり靴下を買ったりーは普通にコンドームを手にいれるよりも大きかっただろう)。で、まあ必要に応じてそれらを使っていたのだけど、あのかわいいパッケージは捨てられず、結局引き出しのなかに中身不在のまま保管されていた。先日引き出しを片づけた際に、ああ、これは見ようによってはただのゴミだな、そうか中身をいれれば意味を持つじゃないか、と思って、詰め替えの中身を買おうと思ったわけ。別に恋人ができたわけじゃないもん、ぷん。それはそうと、本当にいろいろな商品があるんですね。一つずつじっくりと手にとって選んでみたいのだけど、あんまりコンドーム売り場で吟味してる人の姿って見ないですね。まあ私は気にしないんでじっくり選びましたが。でも箱の裏の説明じゃよくわからない。これは、あらかじめHPとかで勉強をしておかないと。それにしても結構値段に幅があるんですね。安いのは3パック(36コ)セットで1200円とかなのに、12コで3200円とかいうのもある!とかウブな感想を持つ私。1コあたり266円かーとかちょっと思っちゃう。で、私が選んだのはオカモトのメンフェドーム1000(偶然、私の愛読している日記、id:maki-ryu:20040818さんも同じ日に同じ銘柄のコンドームを買っていらっしゃってちょっとどきどき)。なんかよくわかんなかったけど名前が涼しそうだったから(昨日も暑かったね)。でも後にid:maki-ryu:20040818さんのコメント欄で知ったのだけどメンフェゴールには殺精子作用があるということで、最近「妊娠」に関してナーバスになっている私にはちょっとショックだった。不安なセックスをするならコンドームは絶対にするべきだと思うけど、私は安全かどうかわからない相手とセックスをしたいとは思わないし、セックスをしたいと思うくらい好きだと思う相手なら、一応リスク回避はするものの、万が一子供ができてしまったらなんとかして生んで育てようと努力するだろうと思う。というか中絶はできないだろうと思う。精子を殺す薬というのに、なんとなく、ちょっとだけ嫌悪感を持った。私には必要ないと思った。もちろん、人によっては有効だと思うし、そういう製品の存在を否定するつもりは全くありませんが。まあ私の目的は抜け殻のアニエスのコンドームケースに中身を与えてあげられればいいわけで、使うか使わないかは別の話です。