たぶん繰り返すしか。

sumikko2004-08-09

相変わらず薬の副作用でだるい。昨日は一日中ごろごろしていた。昼過ぎにちょっと下北沢まででかけてTSUTAYAで「かげろう」を借りてきた。ウリエル君のラブシーンをものすごく期待してたのにあんまりどきどきしなかった。最近映画のラブシーンを見てもあんまり楽しくない。若い頃はきれいな男の子のラブシーンとかとっても好きだったのに。ひとつ楽しみを失ったようでがっかりだ。一緒に借りてきたラーメンズの「study」の方がどきどきした。「Q&A」のスピード感、久しぶりに戦慄を覚えたよ。ホコサキさん、好きだあ。こういうおじさんっていいと思う。あー、またライブを観にいきたいです。やっぱりライブはいいです。
夕方からうたた寝を繰り返す。観覧車に乗っている夢を何度も見た。観覧車が来て乗りこんでドアがしまると私の意識はぐぅーっと落ちていく。向かいには会いたいと願っていた人が座っている。喋りたいことは山のようにあるのになにひとつ喋れず、観覧車が地上に戻る。そこで目覚める。ああ、寒いなとか喉かわいたなとか思ってるうちにまた観覧車がやってくる。乗り込む。同じように向かいに相手が座っている。やっぱりなにも言えなくてちょっと泣いたりする。観覧車が終わる。また観覧車が来る。だんだんと相手は打ち解けて話始める。私はというと、自分がだんだん透けていっているのがわかる。あと私は何回観覧車に乗れるのかなと思う。やがて伝えたいことをがんばって伝えるより、相手の饒舌に笑ってる方を選ぶ。本当に幸せだと思う。しまいには私は完璧に透けていてもう窓ガラスにも映っていなかった。だけど相手は相変わらず楽しそうに喋り続けている。最初から、相手には私は見えていなかったんだなと、知る。ちょっと笑う。それでも私は何回でも一緒に乗りたいと思う。というところで電話が鳴った。夢の続きかと思った。でも他愛のない私の話に、確かに相づちがあった。姿は見えないけど、私はいるんだと思った。安堵して、その後はぐっすり眠った。