コスメネタ

早春から続いた私のピンクブームがついに冷めてしまった。本当に今年はピンクだった。リップにネイル、ニットにヘアアクセサリー、下着まで(いやほんと)。ピンクのものを買うというのは、気合いが入って良いです。「そう、私、着るの、このピンクを」ていう。しかし冷めてしまった。理由は言うまでもなく夏になったからで、ハッピーなピンクのトップスが彷徨う太陽に歪められたアスファルトの交差点や、テカる顔にラメのぽてぽてピンクグロスは想像しただけで暑苦しい。これからはヌード系です(あ、メイクがね)。ランコムのジューシールージュなら236番。シュウウエムラのルージュ4なら723番がお気に入りです。最近手にいれたものでは、ランコムジューシークレヨンの02もかわいい系のヌーデュッシュで好き。ラメは一切排除して、濡れたようなつやつやの唇を作りましょう。それに伴い、アイシャドウもチークも変えなくてはならない。ああまた出費が。そうだ。今ランコムeブティックでネット限定発売中のキットはなかなかおすすめ。ジューシーピンクキット6825円はちょっとかなり心が動いた。珍しくリピート買いしたいと思ったジューシールージュ330番とネイル2本、ミ・ラ・ク・オードゥパルファン7ミリとミラーとかわいいピンクのショルダー。かなりお得。心が揺れる。が、ネイルはフレンチネイルのためのピンクと白で、私はネイルにそこまでの情熱がない。伸ばしているとキーボードを叩くとき邪魔だし、変な絵を描いたら洋服に合わなくなっちゃうじゃん。そしてせっかくきれいにネイルを塗っても乾くまでの間に他のものをさわっていっつも汚しちゃう。そして、そしておそらくこのピンクのショルダーはデートやパーティーなどには登場願わないだろう。きっと献血センターでもらったタツノオトシゴのぬいぐるみとかが顔をのぞかせながら永遠にラックからつり下げられているだろう(そういう鞄がいくつあるか)。
本日は情報収集とか称して午後池袋のジュンク堂にでかけた。ついでに西武池袋の1階コスメカウンターを逍遙。平日の午後3時、池袋とあればカウンターに座るのは比較的年配の方が多くて、口紅やチークを選んでいる姿はとてもすてきだ。今年は「セクシーな女になる」が目標なので、ゲランのアクアアレゴリア・パンプルリューヌなんてそろそろ卒業しようかなと思い(でもこれ本当に好きなのです)、ランコムのATTRACTIONを試しにつけてみたのだけど、ああちょっと、ちょっといきなり私にはあまりにもフェミニン、センシティブ、そして情熱的。この日記を書きながら、香気に思わず頬が赤らんでしまいます。