道化

良くないと分かっていつつ、環境ホルモンダイオキシンBSEなどに対して、イマイチ危機感が薄い。ついついゴミ分別とかいい加減にしてしまうことがあるし、焼き肉も全く気にせず食べてた。でも今日、予想外に環境ホルモンって人の生態にマジで影響を及ぼしてるのかもと思った。不安になった。これからはもっと環境に対して敏感になろうと思った。
つまり、先日(id:sumikko:20041110)友達がバーに連れてきた、それはそれはきれいな男の子からデートに誘われた。アレグリア2。チケットが2枚あるから行きませんか?て。マジで?マジで私?何で私?ちょっと何で?どうしてそんなに格好良くて話も巧いあなたが私を誘うわけ?ちょっと大丈夫?頭おかしいんじゃない?いや冷静に考えてさ。君は22歳で私は26歳で、君は思わず見とれるくらいきれいで、対する私は今までの人生で美人だねと言われたことは、新大久保の屋台村でタイ人に「ワー、ビジンー。チビマルコチャンミタイー」と言われた1回きりだよ?そりゃあ、世の中に私を愛してくれる人は皆無だと思うほど自分を卑下するわけじゃないけど、私の魅力はいくぶんマニア好みだと思うし、君の前でその魅力を発揮した覚えはない。でも「体が目当てなのね」といえるボディーでもない。まあそれは、脱がずともおわかりでしょう?あ、金か、金が目当てか!?いやでもあの日私はお金ないからバーでおごってもらい、タクシー代もケチってひとり秋の夜の寒空を、三茶から下北沢経由で自宅まで歩いたことを知っているはず。不審はぬぐえないが、とりあえず快諾する。だってデートは楽しい。久しぶり。明日は中目黒の女王とランチの約束をしていたが、「デートが理由ならドタキャンあり」というのは彼女と私の条約なのでランチの断りのメールをいれると、「勝負下着でファイト!!」との返答。ということで下着を買いに行く。と、いうわけではないが、先日新しい下着を着けたら古い下着がすべていやになって、買い換えねばと思ったので。ランジェリーが好き。美しい刺繍や繊細なデザイン、見ているだけで楽しい。身につけるのはもっと楽しい。コスメとアクセサリーとランジェリーが楽しめないなんて、女として生まれた特権をなにひとつ活かしてないじゃないかと思う。そしてこの値段こそピンキリなのだが、どうぞ2900円、3900円、4500円、5800円、6800円と順番に試着してみてください。6800円の秀逸さに気づくはず(もちろんそれ以上もありますが、それは非現実的なんで除外)。もしかしたら3900円、4500円、5800円の差はあまり感じないかもしれない。でも6800円になると格段に良くなるんです。着け心地、デザイン、素材。すべてにおいて芸術的。そして一度それを身につけると後には戻れない(2900円はコストパフォーマンスで考えれば納得できます。私は私の買える中で一番高いものか2900円を買う。数は必要。生乾きのブラジャーをするほど惨めなことはないし。でも4500円とか中途半端はいやだ)。もちろん上下セットでなければ意味がないので揃えたら、ニットが買えちゃう値段になるね。アクセサリーも買えちゃうね。高いけど、このくらいで自尊心が満たされるなら安いもの(いや安くはないけどね)。どんな方法であれ、それがどんなにばかばかしくても、少しでも楽しく生きるために、どんな努力も惜しまない女でありたいと、私は思う。持って生まれた楽しい要素がなければ後はひたすら努力のみで、その努力が外面に顕著にでてくれたらありがたいのだけど残念ながら人生はそう甘くないし、ならば精神的な楽しさを持つしかない。別に下着にこだわらず、まあ下着がわかりやすい例だから引き合いにだしただけだけど。それはたぶん相手に対しても最低の礼儀だとも思う。まあたぶん、本当に他に誰も誘う人がいなくて、何気なく誘っただけなんだろうけどね。お姉さん、楽しんできますよ、サーカス。
今聴いている音楽。

Up for It: Live in Juan-Les-Pins

Up for It: Live in Juan-Les-Pins

ジャック・デュジョネットが最高です。明日は雨ですって?いやだわ、髪型が崩れる。