数が少ないほど大きいらしい。

本日は夜、仕事で成城へ。 10時過ぎの成城。駅に向かう人は少ない。無性に変な果物が食べたくなって成城石井をのぞく。冷蔵ケースに並ぶドリアンとかパパイヤを眺める。夜桜が散るように変な果物にまつわる記憶が降ってくる。知床にあるバスツアー向けの大型温泉ホテルの夕食で 5枚のクーポン券すべてを冷凍マンゴスチンと交換した友人の幸せそうな顔とか、小学生のころドラクエで遊んだあとランブータンが敵のモンスターに見えてどうしても食べられなかったこととか、スターフルーツってキュウリのメスみたいとつぶやいた私の言葉がいたく気に入ったらしいかつての恋人が、後々何回もその話をしたこととか。結局林檎を買う。千秋。林檎にまつわる記憶は多すぎて、思い出しきれないから。結局今日は果物気分ではなくなって、タマネギと一緒にバスケットに積んでおく。