アボカドの行く末に頭を悩ませる

3月頃アボカドの種を蒔きました。とってもアボカドが好きなのでいつか実がなるといいなあと思って。以後音沙汰なかったんですっかり忘れていたのだけど、先日ふとみると芽がでていて、ものすごい勢いで伸び始めている。10日間で5センチくらい伸び、双葉から6枚の葉をもつちょっとした苗木になった。この調子でいくと、1ヶ月で15センチ、1年で180センチ、3年で540センチになる。どうしよう。それは困るな。うちは6畳の安アパート。そんな大木を育てている余裕はない。どうしよう。どうしよう。しかも私は流浪の民。いずれアパートは引き払わなきゃ行けない。たぶんいつか夜中にこっそり近所の公園に植えにいくのだと思う。根付くまでは毎日水をやりに行って、子供たちにいじめられていたらさりげなく守ってやり、成長を影ながら見守って、そこで独り立ちができるようになったころ私は立ち去るのだろう。そして数十年後孫の手をひいてその公園を孫と訪れた私は鈴なりのアボカドをつけた木を見つけてちょっと涙ぐむのかも。まあどうでもいいんだけど、本当に大きくなっちゃったらどうしようってちょっとどきどきです。