コスメネタの続きで。

ところで、メイクは外面な美しさの追求ではなくて、内面的なものだと、私は思う。そして明らかに男の人のためにするものじゃない、少なくとも私は。たいていの男の人はメイクが嫌い。昔、手に入れたばかりのグリーンとピンクのアイシャドウを塗っていたら「蛾みたい」と言われた。だからデートの前のメイクは手抜きです。いや、手抜きというかやることは決まっている。きれいに下地を塗って、コンシーラーでクマやシミをかくして、ナチュラルにファンデをつけて、ごく薄く自然にチークを入れて、コーラルピンクの口紅を塗って眉をかいて、いつもよりちょっと丁寧にマスカラを塗ってやればいいんです(これだけでも結構な手間っぽいですね。でも気合いをいれた日はこんなもんじゃない。45分くらいメイクに費やしたりする)。そういうナチュラルっぽさに奴らは好感をもったり安らぎを感じたりしてしまうような単純な生物。肌がきれいな子がいいとかいうけどそれはメイクレベルの話じゃなくて、環境だったり(徹夜続きの職業なら無理)運だったり(もともときれいな肌の人っているよね、石けんとかで顔洗って肌水をシュッて吹きかけてるだけなのに)する。まあ、メイクをしたからといって中谷美紀になれるわけじゃないことくらい当然知っているし、生まれながらの美人は何をしたって美人。何もしなくても美人。大事なのはメイクのテンションです。お気に入りのグロスをつければ、不服そうな顔はできない。パールの入ったアイシャドウによれよれの洋服は不釣り合い。もちろん男の人に引かれてしまうようなメイクはしたくないけど、でも媚びという要素はわずか(そういうときもあるけど!)で、いや最初に何が言いたかったのか忘れたけど、とにかく、元気がない朝はメイクをしよう。・・・てことが言いたかったわけではないような気がしたんだけど・・・。