優しい編集者。

sumikko2004-05-25

来月、九州に旅行に行こうと思う。
実は九州には福岡に3時間ほどしか滞在したことがない。未知の世界。鹿児島で桜島をみたいなあとぼんやり思っていたのだけど、連れとの兼ね合いで長崎になりそう。今回は私は、非常にスタンダートな旅人になるつもり。グラバー園とか大浦天主堂とかちゃんと観光スポットに行って、長崎ちゃんぽんを、卓袱料理を食べ、夜は眼鏡橋とかの夜景を見たりする。ガイドブックを作っていると、観光情報って何が必要で不必要なのか分からなくなってきてしまうので、一度初心に帰り、消費者の視点で旅をしてみようと。それで昨日「まっぷるたびまる長崎」というガイドブックを買ってきた。そして私は驚愕した。信じられないほど懇切丁寧。旅行のスタイル(おまかせツアー型、フリーツアー型、綿密プランで自分流アレンジ型、いきあたりバッタリ型)やツアーの申し込み方はまだまあ納得いくけど、「現地で困ったときに!」というのがあり、例えばお金がたりなくなったらコンビニへとかガイドブックを買い忘れたら書店へとか、いやまってよガイドブックを買い忘れていたらこのページは見てないでしょ?九州の服装とかいうのもあった。そのくらい天気予報でわかるじゃん。長崎駅についてからバスターミナルに行くまでの道順は写真通りに動けば無事到着できるように気が配られている。そうか。ガイドブックってここまでしてあげなくてはいけないのか。当然、わかるよね?て感じのことはもしかしたら私がそれなりに旅に良く出るから知っている訳であって、初めての人にはわかんないですもんね。それくらい親切にならなきゃだめなんですね、ガイドブックの編集者って。ああ、うんざり。