Dawnpink

sumikko2004-03-23

明け方の薔薇色が懐かしくて、ちょっと実家に帰りたいと思う。
明け方ベランダの手すりに腰掛けて黒い庭を見下ろし目を凝らしていると、実にいろいろな動物が我が畑を堂々と横切っていってくれたものです。
顔見知りの野良猫、飼い猫、タヌキ、イタチなど。キツネの姿も一回だけみました。そうしてやがて庭に色彩が戻ってきて、東から明るくなったかと思うと、西の空が薔薇色に染まって、太陽が現れて、一瞬単調な金色になったかと思うと、また、オレンジやピンクや紫や、数えきれない色が現れては消え。
たぶん、10年後には、アパートのそばの公園で深夜、早朝、昼下がり、感じた光や草の匂いや行き交う人々の姿をざわめきを、懐かしく思い出すのでしょう。