川を越えて

sumikko2004-03-21

江戸東京博物館に「円山応挙展」を見にいった。
清澄白河で乗り換え両国で降りるつもりが、うっかり森下で降りてしまう。
ちょうど連れが 15分遅れるというメールが来たので一駅歩く。暖かくて気持ちいいね。
初の「江戸東京博物館」。なんだか内臓みたいなエスカレーターがあり、ちょっとだけポンピドゥーセンターを彷彿とさせる。浅草寺の旧本堂大棟復元模型の前で記念写真を撮ったりや白いマシュマロみたいな屋根の休憩室で遊んだあと、いよいよ応挙展へ。最終日とあってすごい人。最高にできた連れで、前売りを買ってくれていたのでチケットブースに並ばずに済む、が、入場者の列もすごい。 20分待ちくらいで入場。当然中もすごい人だかりだったが、いや本当に行ってよかった。私が一番衝撃を受けたのは氷図。 20分くらいみとれていた。自分が収縮していくような、ものすごい緊張感がありました。虎、プリティー。応挙さん、日本じゃ見れないから参考にするために虎の毛皮を取り寄せたんですってね。虎のアップがかわいいの。襖絵も素晴らしかったです。私はとても感動したけど、後に両親に話すと、彼らは昨年応挙寺で見たとか。朽ち果てるような寺にあり、それはそれは趣があったということ。そうだろうな。美しい展示法だったけど、ガラス張りじゃやっぱり興がそがれます。展示後はものすごくぐったりとした。美術館や博物館に行った後はものすごく疲れる。以前「ムンクの叫び展」に行った後は半日くらい立ち直れなかった。
で、駅近くの「ビアステーション両国」に入る。連れはしきりに抹茶ビアを薦める。「抹茶ビア?まずそう」「まずいよ」。ということで却下。で連れは両国地ビールヴァイツェン、私は両国地ビールピルスナーで乾杯。ちゃんこ鍋セットを食べる。ピルスナー、普通に旨いね。その後ほろ酔いで両国を散歩して(そういえば初両国でした)、でんでん太鼓なんて欲しがってやっぱりいらないことに気がついて、楽しく帰途につきました。