東京大散歩

この日曜日はとっても暖かだったので、久々にお散歩をしてきました。これは上京したときからずっと続くの私の趣味。地図も目的も持たず、ただひたすら歩くだけです。
日曜日は目覚めたら１１時半すぎで、それから片付けだの洗濯をしていたらあっという間に午後。近所に住む姉が遊びに来たので小１時間ほど家でお茶を飲み、世間話をし。気がついたら午後３時。慌てて支度をして図書館と下北沢のツタヤによったあと渋谷に向かう井の頭線に乗り、カヒミ・カリイを聴きながら今日の方針が決まる。
六本木に行こう。
つーことで、終点渋谷駅で降り巨大な歩道橋を渡り六本木通りをざくざくのぼる。このコースはものすごく好きです。何十回歩いたかしれない。大学３年から４年のころは週に４回くらい歩いていました。四半世紀以上生きてしまった今、歩くのは１０ヶ月ぶり。前回は六本木ヒルズのオープン直後のこと。そのときは六本木から渋谷に向かって歩いたので気がつかなかったけど、今日渋谷から六本木にむけて歩いて愕然としました。この道で六本木に向かうと、常に、六本木ヒルズを目指さなくてはならないのです。片時も六本木ヒルズが視界から消えない。私は世の中で一番間抜けな日曜日の午後の六本木の街を観たいと思っただけなのだけなのにな。
六本木ヒルズはあまりに大きいので、距離がいまいちうまくつかめません。散歩のスタート地点から見えているので「すぐ」のような気がするのですが、なかなかどうして遠い。歩いても歩いてもつかない。目的のない散歩にランドマークがあると、ひどく邪魔なことに気がつきました。
そして六本木につき、当然のようにヒルズのエレベーターにのり（ヒルズに行く気はなかったのに、それ以外選択肢がないように思えるのです）館内をぶらぶらみて歩きます。初めて気がついたのですが、結構面白いテナントがはいってますね。その辺のデパートではあまりお目にかかれないアクセサリーの店が多かった。今日は何があってもクレジットカードを使わないと決意していたので衝動買いは避けられましたが、本当にかわいいアクセサリーが多かった。あのさ。１万円台のアクセサリーと言うのが一番タチ悪いよね。３万円ならあきらめられる。３０００円なら買えるけどそんなに心うたれるものに出会わない。ところが１万台となると、石の色やカットやデザインなど、マイハートをぐっと掴むものがちらほら。無理をすれば買えなくはないし。でもちょっと厳しい。でもでもほれてしまった。あああ、て感じで。
その後ヒルズの中をぶらぶらとし、フードマガジンやサイバーなツタヤを見た後、麻布十番へ。ここもすっかり大都会ですね。豆源をひやかして有栖川宮公園に向かい、広尾経由で恵比寿へ。ガーデンプレイスでちょっと生活に潤いをもたらしますみたいな雑貨を見て、明治通で渋谷に帰ります。渋谷についたのは７時すぎ。
いろいろと変わっていました。広尾にSoup Stockができていたし、ナショナル麻布スーパーの前にはロティサリーチキンの店がでていた。昔ここによくきていたころ好きだった食べ物を食べようかと思ったけどどれか一つにしぼれなかったので結局なにも食べなかった。
渋谷のブックファーストにいると友達から電話があり、渋谷で夕食を食べその後流れでカラオケ。２時間半歌い狂って店を出ると外は雨。結構強い雨。
雨の中、走り抜けて家についたのは日付の変わるちょっと前。
９時間って、結構いろいろとできるんですね。予想もしなかった事が次々と起こるんですね。
そんな日曜日でした。