久しぶりに午後7時の自宅をみる

sumikko2004-10-16

今日は冬みたいな日だった、空気が。夕方の空気はひんやりとして透明で、夕焼けが異様なほど美しかった。新代田の駅をでたところから線路の向こうに見る夕暮れは、私が一番好きな東京の夕陽スポット。今日も時間を忘れて見入った。なんとなく、井の頭線沿いは夕陽に向かう方がいい。小田急線沿いは夕陽をバックにする方がいい。いや、なんとなく。
歯を抜いた。親知らず。麻酔を打たれ、体がだるい。驚いたことに私の歯医者さんはとても親切で、歯を抜くときに緊張して息を止めてしまう人がいるため鼻にゴムチューブを突っ込んで酸素をおくってくれる。あははくすぐったい!つーか息するからさちゃんと。よけい緊張するじゃん。恥ずかしいってばこのビジュアル。
その後築地に遊びに行く。いつも銀座までは行くせに築地に行ったことはなかった。おー。賑わってるねえ。観光バスがとまってる。寿司屋さんの前では行列ができている。あんまし一般的に買うものはないんだけどね。今日は土曜日だったからか魚屋さんがカニとかびっくりするくらい大きな目の魚を売るわけでもなし(市場というとカニというイメージが。出身地柄)。小腹が空いたけど歯を抜いたばっかりだし、どうしようかなと思っていると、なにやら行列。犯人はテリー伊藤がハイテンションで薦めている卵焼き屋で、店頭で焼き上がったものを次々に売っている。周辺には買ったばかりの卵焼きを頬張る老若男女。あーうまそう。珍しく私も並んでみる。できたてのあつあつの卵焼き一切れ(といっても結構大きい)100円。ちょっと甘辛くておいしい。でもどうやら火傷しちゃったみたい。麻酔で気づかなかったよ。
その後プランタン銀座でかわいいかわいい傘を買い(これで雨の日のデートも憂鬱じゃない!)、本屋、HMVを巡って帰途につく。今日はお酒が飲めないんだって。残念。某バーから案内が来ていたシャンパンのイベントに行こうかと思ったのに。というか当初は内緒で飲んじゃえと思ってたんだけどやっぱり歯を抜くのは衝撃で、いつも血の味だし、そんな元気が失せてしまった。
家に帰り、健康的な夕食を作る。エリンギとタマネギと茄子の炒め物と鯖の煮物。厚揚げと大根おろし。みそ汁。玄米ご飯。ああ、20代後半の休日のOLっぽいメニューじゃない?日経ウーマンとかananとかで「ちゃんとできるひとりごはん」とか「できる女の自炊マニュアル」とかいう特集があったら載りそう私。でも鯖のさばき方がよく分からず適当にやってみたら恐ろしく小骨が多くて食べづらい煮物になってしまった。味は美味しかったよ。いいんだ食べづらくても誰か他に食べる人がいるわけじゃなし。ぷん。